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平成29年度第4回総合教育会議 会議録

平成29年度 第4回 総合教育会議 要点筆記

 

開催日時 平成29年12月18日(月) 午後3時30分 開議

 

開催場所 湖南市役所西庁舎 3階大会議室 

 

会議次第

1、議長あいさつ 

 

2、議題 

  (1)問題行動、不登校、いじめに対する取組について

  (2)中学校区連携の取組について

  (3)学校施設の地域活動の利用状況について

 

会議に出席した委員     

5人

会議に出席した事務局職員   

8人

会議を傍聴した人

なし

 

【会議内容】

事務局

 みなさんこんにちは。平成29年度第4回目の総合教育会議を開催させていただきます。まず、開会にあたりまして市長の方から挨拶を申し上げます。

 

市長あいさつ

 みなさんこんにちは。定例教育委員会に引き続いての総合教育会議ということで大変ご苦労様でございます。昨日全国中学校駅伝が開催されましてドリームチームがかなり健闘したと聞いております。いろいろな面で子どもたちの夢を伸ばしていくというところ、そしてそれを実現に向けていくというサポートが市全体でできればいいなと思っているところでございます。本日はいろいろと個別の取組について具体的にお話を伺うとともに、勉強していくということについて深掘りをさせていただけたらと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。今年一年最後の会議になろうかと思いますので、締めの会議としてよろしくお願い申し上げたいと思います。

 

事務局

 ありがとうございました。それでは規則に則り谷畑市長から議事進行をお願いしたいと思います。

 

議長

それでは一つ目の議題であります問題行動、不登校、いじめに対する取組について、説明を学校教育課からお願いします。

 

学校教育課指導主事

問題行動、不登校、いじめに対する取組について>報告

 

議長

 ありがとうございます。いま事務局からの説明がありました件について委員の皆さんからご意見やご質問があればよろしくお願いします。

 不登校の生徒ですが、できるだけ社会と接触できる場をたくさん作っていくということですが、今現在はどういったところがあるんでしょうか。

 

学校教育課指導主事

 一番多く対応していただいているのがふれあい教育相談室で、そこにもなかなか難しい子もいます。発達特性の二次的なもので行けなくなっている子たちはことばの教室に通っている子も多いです。あとは水口に乗馬クラブがあって、馬に関わる中で少しでも居場所を見つけていって心を癒すということで乗馬クラブに通ったり、水泳教室に通ったりしている子もいます。

 

議長

フリースクールみたいなものは考えていますか。

 

学校教育課指導主事

ここから通えるところはなかなかなくて、塾のような形でフリースクールをしていただいているところもあるのですが、そこに通っておられる子どもさんも若干名おられます。

 

 

委員

不登校が少し増えてきていて、湖南市自体問題を抱えているということが話題になっています。教育委員会の中でも話し合っていますが、まず言えるのは不登校が発生すると学校と親の両方が子どもをどうしても学校に行かせようとします。親としては学校に行って欲しいし、学校が受け入れてくれないと学校への不満となってしまいます。一方で教員は、なるべく丁寧に教えて不登校をなくそうとする努力をしますが、それがストレスになっている。親と教員両方がストレスを抱えた状態で不登校という問題があります。別の可能性として、不登校というのは学校に合わない子どもがいて、そういう子をなんとか学校に行かせようとしてもストレスになる場合がかなりあるんですね。子どもたちが自分を発見できる場所を別に探してあげることが今後どうしても必要になってくると思います。フリースクールは、教育委員会ではやらずに自分たちで作っていかないとならない時期に来ているのではないか思えてならないんです。子どもたちの選択肢を広げて、教育長がおっしゃる生きる力の根っこを太くする手助けをどうすればよいかということを考えていく必要が出てきていますね。実践的に行っていく必要があると思えてならないんです。

 

教育長

方向としてはおっしゃるとおりだと思います。学校教育制度に乗っかれない子どもは実際にいるわけで、その子どもたちは学校に来ないと可能性が広げられないというのでは、単線型でまさしく制度疲労だと思います。それをどうやって作っていくか、ふれあい教育相談室もそういうひとつだと思います。

 

委員

例えば、家庭学習支援システムと絡めて支援を行うというのはできませんか。

 

委員

このいじめの重大事案のところにあるように、子どもは受験期になってくると進学はしたいと意思が出てくるんです。ですから捨てたものでないんですね。何らかの機会があってうまくハマると、不登校の精神状態から抜け出す可能性はそれぞれの子どもたちは持っているんじゃないかと思います。

 

学校教育課指導主事

実際にそういう子が先日教育委員会に来まして、中学校で全く学校に行けなかった子が高校では明るい表情で専門学校に行くということでした。まさに教育が小中学校で完結するものではなく、そういう意味では進路を切り拓いてあげるような支援ができたらなと思います。

 

教育長

先ほど委員さんから出ました家庭学習支援システムをこういうものに使えるとかいろいろアイデアをいただけるとありがたいんですが、日本の教育システムに乗っかることが必要というのは、子どもの将来を考えたらそれだけではないわけですね。かのABC問題を解いた博士なんかも16歳でアメリカの大学に入っているわけですから、何も日本の小中高の形に乗らなくも人生はできると思います。

 

議長

実際に暴力行為について平年並みだといってもまだあるわけですね。いじめについても報告を増やしているのでかなり増えてきているところはあります。、さっきの不登校の話もあわせて、行政的にはない方がいいという目標設定になってしまうのですけれども、これをいかに減らしていけるかというところについては、当然福祉部局とも十分連携を取ってもらいながら、いろんなところがカバーしていくということをお願いしたいなと思っています。湖南市はそういう形で対応をしていると思うんですけれども、それでもまだ件数自体はなくならないというのが課題として大きいのかなと思います。

 

教育長

いじめはむしろ多くなっているというのは、網目が細かくなって発見がきちっとできているというふうにとらえてますので、それと同じように例えば不登校も多くなってきたけれども、子ども一人ひとりについては何らかの接触はできているというふうにとらえるとちょっと違ったものになりますね。その子の可能性というのはこういうふうに広げているんだとか、そういうことができるとそれが家庭学習支援システムの網の目の中に、この子はどこかのシステムに乗っかっているかということがチェックできればよいと思います。それも入れられるように考えてみます。

 

委員

湖南市としては、かなりきめ細かく学校では調べていると思います。コミュニティスクールの理事会や運営協議会に出させていただいて先生方のお話を聞いていますと、支援の必要な子どもに対する目が細かく行き届いていて、だから人数はすごく多いんですけれども、ある中学校にいったらある種の面倒を見なければいけない子が122人いました。ですから122人ときっちり把握できているということで、それだけ増えているということは学校側の配慮が子どもたちにかなり細かく注がれていると言えると思います。

 

教育長

そういうふうに見た方がいいかもしれませんね。そういう高校受験などという場合に子どもたちが芽を出してきますね。

 

委員

女生徒の性非行などについては、非行というより被害者ではないんですか。性被害に巻き込まれていると思うのですが。

 

学校教育課指導主事

確かに被害者です。実際に成人男性から誘われて被害にあってしまうなどということもあり、性被害に巻き込まれないようなSNS指導というのが大事だと思います。

 

委員

性教育やSNSも小学校からの啓発が大事になってくると思います。全体の事例の低年齢化も含めて小学校段階からの対応もしていっていただけるといいと思います。

 

委員

特にSNSに関しては小学校の道徳の教科書に多少はあります。その教科書にはSNSの被害の物語が出てきて、それに対してこういうことが起こるから、SNSに関してはこういうことをしてはいけないと教科書に載っています。そういう教科書が採用されているので小学校で教育はできると思います。その点は教育委員会としても各学校にきちんと教育することを求めることはしておいたほうが良いと思いますね。

 

委員

重大事案でも、親と本人の関係が悪い家庭が多いと思います。これに対してうまく対応ができるような先生と本人と家庭で取り組む工夫はないでしょうか。

 

学校教育課指導主事

非常に難しくて、家庭児童相談室と両親をつなげるところまで行っています。面談の中で学校が親に言いにくいことを家庭児童相談室の相談員が代わりに言っているのですが、家に帰るとやはりケンカや言い争いになってしまいます。福祉部局と家庭児童相談室と保護者という細いつながりに頼っているのが現状です。

 

委員

いじめ事案について学校から上がってきて教育委員会で議論になりますが、親の問題が結構たくさんありますね。それをどうするかというのはこの総合教育会議の場では難しいと思うのですが。

 

議長

それをこの間教育長としゃべっていまして、人材開発プログラムというのがありまして、常にワクワクして何か作り上げていきたい。で、子どもたちにとっては夢を実現するためにワクワク感を持って考えていく。ただ単にあれやりたい、これやりたいじゃなくて、それを実現するためにはこういうことをしなければいけないんだよというような気付きをさせるという側に大人が育っていくというプログラムがありまして、それを一回導入してみてはどうかなと。大人の側に学校現場に子どもたちにそういう発見をさせるという技術をつけさせて研修をさせる。そうすると会社の中でも地域でもそういう人たちはワクワクしながらいろんなことをしていくという副次的効果があるので。

 

教育長

子どもたちにはキャリア教育の一環としてそれを受けさせたり、PTAの研修の中でそういう大人のワクワク教室をしてもらったりとかというのを校長会に提案しています。

 

議長

そのあたりを企業や地域と連携しながらできないかなと。教育委員会の中だけでは収まらないので、市長部局と連携しながら企業や地域を巻き込んで行けるかなと思っています。

 

教育長

まちづくり協議会のメニューの一つにそういうものが付け替わるとどうなんですかね。

 

議長

 それはまた教育委員会の事務局が総合政策部と連携を取ってもらったらいいと思いますので。そういう感じで大人の教育をどうしていくのか、ということも考えていかなければいけない時代になってきたということはこの間教育長と話していました。

 

教育長

ずっと以前から学校やPTAで、会議に来てほしい人が来てくれないという悩みがあります。

 

委員

それはもうそのとおりです。

 

委員

実際に中学校であった極端なケースですが、親は子どもを放ったらかしで好きにやればよいというような状態だったのが、警察が入った途端慌てて出てきて学校とのコミュニケーションをやっと始めたなど、そういう警察が入らないと動かないようなことが実際にあるんですよね。そのような中で子どもが救われないような状態になっていて、親の教育というか親を何とかしないといけないというのもありますね。学校の先生が親と会って説得しようとしてもなかなかできることではないですからね。

 

教育長

そこまで学校の教師が担ってしまうと、業務改善と逆行してしまいますしね。

 

委員

支援学級の子どもが高学年になり性に目覚めて問題行動をすることがあります。本人もうまくわかるように、支援学級の子どもたちの性教育は親も一緒にするのもありかなと思います。学校で一回聞いただけでは何のことかわからないことも多いと思うんです。親御さんも不安だと思いますし、支援学級の子たちはそれを問題であると思わずにやってしまっていることもあると思います。親御さんにも来てもらって勉強してもらって、家庭でも恥ずかしいことだと教えてもらえばいいと思います。

 

教育長

そのへんは大事なことだと思いますね。一時期、東京の支援学校の性教育がやり玉に挙げられたこともありましたが、子どもだけでなく親も一緒に学ぶということが大事だと思います。

 

議長

湖南市の教育も含めた行政サイドの対応としては、かなりきめ細かく進められていると思いますけれども、よりきめ細かくすると同時に、やはり家庭、地域での取組みについても今後、教育委員会と市長部局が一緒になってさらに進められればなと思います。また来年度以降の取組にそういったことを組み込んで行ければと思います。今出た意見については、事務局の側で一旦整理をお願いしたいと思います。

それでは次に中学校区連携の取組についてを議題としたいと思います。事務局から説明をよろしくお願いします。

 

人権教育啓発室指導主事

<中学校連携の取組について>説明

 

議長

 おおむね、小中連携については重ねてくることによって一定の成果が上がってきているという報告がありました。おそらく教育委員会の中では常にこういった議論はされていると思いますが。

 

教育長

そうですね。今まで人権教育の方で「自尊感情学びの礎事業」の対象を2中学校区しかやっていなかったんですが、県教委に働きかけて4中学校区に増やしたことで、市全体で取り組めることができました。そこは結構大きかったと思います。しんどい状況におかれた子どもの進路保障、他機関との連携、あるいは他事業の連携を家庭学習支援システムの中で拾っていこうと、それがシステム化だということで取り組んでいます。

 

議長

家庭学習支援システムはいつできるんですか。

 

教育長

今年度、各学校で厳しい子どもたちの名前は出ています。そこへ先ほど委員さんからいただいた不登校を載せたりして少し加えることになるんですが、もう名前は出てきています。一覧表の形にして来年度からは網の目で動かしていくという計画です。

 

議長

 よろしいですか。続きまして3つ目の議題、学校施設の地域活動の利用状況について事務局から説明を願います。

 

学校教育課長

<学校施設の地域活動の利用状況について>説明

 

議長

先ほどの中学校区連携もそうですが、湖南市の教育の取組の特徴はやはり地域との連携ということだろうと思いますので、こういった形で地域活動に利用いただいていることはありがたいことだと思っていますし、またそれが学校に対する地域からの目にもなり、支える手にもなるということだろうと思いますので、教育長からもお話があると思いますけれども、できるだけ地域の学校なんだという意識を地域の人に持ってもらいやすいような形で地域とつながっていただきたいと思っています。一時期、池田小学校のような事件で学校が閉じられたこともありましたけれども、むしろ開いている中で相互に見ていただくということが大事だと思っています。

 

教育長

この調査は「地域活動の利用状況」と表題にあるので、かなり学校は狭い意味で答えていると思います。学校運営協議会や学校図書館司書の活動などは書いていないが、地域の人が来た行事とするともっとやっていると思います。

 

学校教育課長

ここにはコミュニティスクールでやっている行事の件数が載っていません。

 

委員

学校活動以外の利用状況と聞いたらもっと数が上がってくると思います。

 

教育長

 かなり回答が限定的だったと思いますね。

 

議長

できるだけ地域で行われている行事は、学校が関わるもしくは学校で開催するとしていくといいんだろうと思います。また本来は、元々学校というのは明治以降、そういう機能を持った施設であったにもかかわらず、いつの間にか子どもの教育だけに特化してそれ以外を排除していったという歴史があり、これを戻していくという手順や経過が必要になってくるのだろうと思います。岩根小学校のふれあいサロンは何年もやっていますけれども、地域のお年寄りは楽しみにしておられますし、そういった中で自分の孫ではないけれども、みんなかわいいい孫のような形で対応していただいています。先日のふれあいサロンも地域のお年寄りが学校に招かれ、ボランティア団体の大型紙芝居や小学生の合唱や合奏、そして昔遊びを教えるなどということをしており、民生委員の皆さんも一緒になってとても良い取組だと思います。

 

委員

とても良い取組ですね。他の学校に広がれば良いと思います。

 

議長

主催が学校ではないのでどうなるかと思いますが。ぜひ地域で学校を包み込んでもらうという観点からも、施設の地域開放についてはできる限り教育に支障のない限り積極的に取り組んでいただきたいと思います。

本日3つの議題をいただきましたが、他に何かありますでしょうか。

 

学校教育課長

本日3つの議題が出ておりましたが、それぞれ課題のようなものもありました。学校に期待されるところも多くありますが、かたや業務改善をと言われて板挟みになっています。先生方に頑張ってというと負担になることもあり、その間に立って、いかに先生方にモチベーションを下げないでこういうことを一生懸命やってもらうかということが大切です。そこで一番必要なのはマンパワーかなと思います。多くの市費をいただいて学校支援員や講師を配置いただいて本当にありがたいんですが、財政サイドから言うと「なんでこんなに市費を投じて学校を支援しなければならないのか」と否定的な意見をたくさんいただいて、それも板挟みで非常に苦労をしております。そんな中で学校を核として地域を作っていくとか、やっぱり子どもたちが未来を担うという視点から、教育へ投資していただくことが必要かと思いますので、ぜひ学校への財政面の支援というのも皆さんの方からご意見いただければありがたいです。こんな立場で申し上げにくいことですけれども最後によろしくお願いします。

 

議長

市全体の話ですので、学校に限らず必要なところはたくさんあり、財政も好きでそんなことを言っているわけではないので、限られた中でやりくりをしていければなと思っています。

他になければこれで第4回目の総合教育会議を終わりたいと思います。皆さんありがとうございました。

 

事務局

 ありがとうございました。これにて第4回の総合教育会議を閉じたいと思います。ありがとうございました。

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